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水野南北 著 「修身実験録 一名・出世の直道」を読む その0 はじめに 著者 水野南北について

水野南北は、江戸時代(1760年~1834年)の観相学の大家である。

 

刃傷沙汰を繰り返して牢に入れられ、出牢後、観相者から死相が出ているといわれ、どうしようか悩み出家を願い出たところ、半年間、麦と大豆だけの生活を送れば弟子に取ると言われたため、藁をもすがる気持ちで実践した。すると、死相が消え、運勢が改善したことから、観相を極める傍ら節食生活を唱導するようになったという。

水野南北 - Wikipedia

 

生涯節食を貫き、日本一の観相の大家として大きな蔵を何蔵も建てるほどにまでなったが、酒だけはやめられず、晩酌がなによりの楽しみであると述べているのが、なんとも微笑ましい。

 

 

飽食病といわれる、癌、糖尿病、卒中、高血圧、アトピー、アレルギーなどの病が蔓延し、ものを大切にせずにポイポイ捨てて最後には自分が(事故や離婚で)世界から捨てられる断捨離ブーム大全盛の平成大災害時代のおわりに、もう一度、節食・節約・もったいないの心が運気改善の秘訣であると説いた、水野南北公の教えをもう一度見てみようと思う。