断食・菜食・健康法などなど

断食・菜食・健康法の実践と関連書籍の案内

2019-04-02から1日間の記事一覧

新年度&新元号 「令和」 記念 厳密断食 二日目

平成31年4月2日 火曜日 今日もさほど変わりない。 胃が少し重いが、眩暈はなく、むしろ好調。 あまり毒素が溜まっていないようだ。 しかし、4月というのに今朝は寒かった。 冬なみの気温。 「令和」ならぬ「冷和」だなぁと、不謹慎なことを考えた。 なんだか…

水野南北 著 「修身実験録 一名・出世の直道」を読む その17 修身実験録&意訳(問答2)

問て曰く、 陰徳をつむ事は、実に陽報をうくるの基なるべし。されば衣食財宝などを施すかたに利おほからんか、又は放生をするかたに利おほからんか。 答て曰く、 利をえんとて施をおこなふは、大いに非なり。夫れ財宝は天下の財宝にて、我が物にあらざれば、…

水野南北 著 「修身実験録 一名・出世の直道」を読む その16 修身実験録&意訳(問答1)

或人問て曰く、 先生は観相の大家なるに、近来は飲食を厳かに定むることをのみ論じて、かへりて吉凶を弁じたまはず。吉凶を弁ぜざれば、相者の体ありて用なきがごとし。平生の技量何の効をかなさん。請ふ今より古人の書を講じて、あまねく相法を論じたまへと…

水野南北 著 「修身実験録 一名・出世の直道」を読む その15 修身実験録&意訳

博学多識にして心気萬人に勝れたるを豪傑とはいへど、いまだ徳者とはいふべからず。されば常人にして豪傑とよばるることは、なし得べからざれども、徳者とはならるるものなり。夫れ常人学者を論ぜず、行住坐臥他念なく慎みを専らとし、天地を書籍とし、日月…

水野南北 著 「修身実験録 一名・出世の直道」を読む その14 修身実験録&意訳

病身の人は日々かならず平旦に起き出で、日出に向ひて虚心平気に日拝すべし、然るときは身体健かにして、長寿を得るなり。これ気を養ふの仙法にして無病長命となること疑なし。われ二十五歳の時、行脚して奥州に至り、金華山の辺りにおいて異人にこの仙法を…

水野南北 著 「修身実験録 一名・出世の直道」を読む その13 修身実験録&意訳

夫れ相は誠を以て本とす。されば一心誠ならざるときは、善き相も悪きに変ず。一心誠なるときは悪き相も善きに変ず。この故に相は活物なり。若し福相のものことごとく福分ありて、貧相のものことごとく貧賤ならば、死物にして論ずるに足らず。されば貧福は慎…

水野南北 著 「修身実験録 一名・出世の直道」を読む その12 修身実験録&意訳

運つよくして家さかんなりといへども、築山泉水等に善美をつくせる家は、かならず隆盛なりといふべからず。また庭前に花壇をきづきて、珍卉名花を培養するも宜しからず。是等は天地の徳を損するが故なり。夫れ地は萬物の母にて、種子だに下さば生殖せざるは…